2021年、まもなく大晦日
- cancancanda
- 2021年12月29日
- 読了時間: 2分
クリスマスも終わり、早いものでもう年の瀬となってしまいました。経営・マネージメントクラスの皆さまも昨日あたりが仕事納めだった方も多いと思います。コロナに始まりコロナで終わる1年、働き方の見直しや売上・助成金申請・資金繰りなど慣れない作業も多かったと思います、お疲れさまでした。
このブログも振り返ってみると「VUCA」(Volatility=変動性、Uncertainty=不確実性、Complexity=複雑性、Ambiguity=曖昧性)というコトバを多く使いました。そんな今日の環境では、ものごとの本質をあらためて問うことが大切ではないかと書いてきました。クリスマス~年末年始は西洋と東洋が入り交じる日本独特の風景です。そこで「大晦日」について現代のビジネスシーンでよく使われているフレームワークを彷彿とさせる記述があったので紹介します。
そもそも「晦日」とは、月の満ち欠けで日数を数えた旧暦に由来するというのはご存じの方も多いと思います。「晦」とは月が新月(旧暦の毎月1日)となる直前で月明りもなく暗い状態を指すのだそうである。その「晦日」に、その月のダメだったことを反省して、新月となり次の月の1日からあらためて生活する、それを毎月繰り返して1年の振り返りを総決算するから「大晦日」なのだそうだ。PDCAサイクルそのものである。「大晦日」に総決算をしながら次の1年をどうしようかと考え、その考えがまとまる頃、暗い夜が明けるから「明けましておめでとう」となる(したがって年賀状で「新年」を付けるというのは間違いだそうだ)。そして徹夜で夢中で考えたことを成し遂げられるよう、神様にお願いしに「初詣」に行く。この一連の行動はKPI/KGIマネジメントである。儒教・道教・仏教・神道・禅道、、、東洋の古の師たちは思考を突き詰めて行動に結び付けていったことがよくわかる。どのようにPDCA、KPI/KGIを実行するかより、なぜPDCA、KPI/KGIをするのかを問う方が今は大事なのではないでしょうか。
あらためて「VUCAの時代」。約200年続いた産業革命が終わり、「新しい資本主義」「DX」をキーワードに新たな模索が始まっているのが今現在です。この年末年始は思い切り原点に戻って、自分の仕事や人生についてゼロベースで考えてみるのはいかがでしょう?
人生100年時代の100年企業の在り方とは、、、キャンドアがお手伝いします。






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