野球少年の頂点に立った大谷選手、WBC優勝おめでとう!
- cancancanda
 - 2023年3月24日
 - 読了時間: 2分
 
ついにサムライジャパンが14年振りの世界一を取り戻した、その中心にいたのは、やはり大谷選手だろう。ホームランを打った後ダイヤモンドを一周している時の仕草、2塁打を放ちベース上でベンチに向かって鼓舞するポーズ、世界一が確定したあとにグローブと帽子を投げる喜び、何を取っても絵になる。
今大会では「楽しむ」「野球少年」という言葉が頻繁にメディアに登場した。14年前同じ野球少年が果たした世界一の中心にいたのはイチロー選手だった。しかし、その喜び方は大谷選手とは対照的だ。スタジアムの中では自らの勝利の一打も冷静に迎えるイチロー選手は、いかにも日本人好みの職人気質である。
チャレンジすることを修行僧のようにではなく、少年のように心から楽しむ、、、大谷とイチロー、パーソナリティの違いと言ってしまえば簡単だが、見る側の私たちも変化しているような気がしている。というのも、街頭インタビューを聞いていると「勇気をもらった」「普段の生活に繋げたい」といった自分事化する回答が多くなってきた感じがするからだ。
会社勤めのビジネスマンも商店街のおっちゃんも、仕事を心から楽しんでますか?
実績や前例がないと言って現場のチャレンジを封じたり、上に忖度したり、自分の夢が遠のいていくのを周囲の環境のせいにしてみたり、、、管理され過ぎていることに鈍感になっている、むしろ心地良ささえ感じてきた日本のビジネスパーソンたち。
信頼関係を築く組織内コミュニケーション、自分の頭で考えることの大切さ、その考えを着実にアウトプットし実行していく行動力と精神性。会社でも、自分の住むコミュニティでも、必要不可欠なのは「対話」と「熱」。サムライ戦士たちの戦いっぷりが老若男女問わず「ネオ日本人の心意気」を覚醒させて、失われた日本の30年から本格的に抜け出すスタートラインになるかもしれない!







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