自分の未来をどう作るかは、未来がどう作られるのかを知ることから始めよう
- cancancanda
- 2021年9月19日
- 読了時間: 2分
会社や組織を経営・リードしていくうえで、あなたは何を心がけていますか?
営業?マーケティング?ガバナンス?人事?財務?どれもが必要で大切なスキルですが、私が最も大切だと思うのは「未来を見通す力」だと考えています。
サラリーマン時代の経験です。テレビ局でも当たり前のように売上の目標があり、予算が設定されます。現場として予算達成のために汗を流し、管理職として予算を部下に示達し、実行プランを掲げます。月次の目標数値をクリアしたりしなかったりの一喜一憂を繰り返しながらPDCAを回すのですが、部下の疲弊が溜まっていくのがわかります。やがて半期・通期の目標をクリアしても心の中で大きな喜びが見い出せなくなっている自分に気が付きました。好きで進んだ道なのに「働かされている感」が増し、一体自分は何のために働いているのだろう、、、。
人はもともと6か月程度先を見通す力が遺伝的に備わっているそうである。その時間軸を伸ばすべく、宗教のような自らの寿命の先まで見通す方法を育むことで幸福感や満足感を醸成してきたそうである。ところが、近年は市場主義経済の短期的思考、次の選挙を常に意識する民主主義の特性、仕事のマルチタスク化による注意力の減退など、近視眼的傾向が強まっている窮屈な状態が現代であるという経済心理分野での研究もある。
テレビや雑誌の世界では、例えばファッション特集で街頭インタビューをしながら、あたかも人々の気分がその年の流行色を生み出しているが如くに紹介しているが、流行色はそもそも3年前から繊維・服飾業界が打ち出して決まっているのである。マスコミという仕事柄、30年前から様々な業界の経営トップにお会いする機会に恵まれてきたが、今も安定した業績を維持している企業は、いつの時代もトップがしっかりと遠くを見渡して自らの未来を作っている。
世の中はこれからの10年で100年分の技術革新を迎えようとしています。中小企業にとって今が最大のチャンスです。経営エグゼクティブは勇気ある一歩を踏み出すべきです。人生100年コーチングで100年企業を作る大胆なビジョンシフトを一緒に考えてみませんか。






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