「より速く、より高く、より強い」姿と「より確実な、より純粋な、より懸命な」一歩
- cancancanda
- 2021年9月8日
- 読了時間: 2分
ついに7月末から始まった東京オリパラ2020が閉会式を迎えた。
こういう言い方が適切かどうかわからないが、オリンピアンよりもパラリンピアンの映像のほうが感動の沸点が低いからか、オリンピアンの「より速く、より高く、より強い」姿より、パラリンピアンの「より確実な、より純粋な、より懸命な」一歩が、なにごともなく日常を送っている自分への鼓舞心に火を灯してくれる。
オリンピックと比較すればパラリンピックの放送が少なくなってしまうのは元テレビ局社員としては致し方ないと思えることもあるが、コロナ禍で外出自粛が叫ばれている時期でもあり、ダイバーシティの観点からもっと放送枠が充実していても良かったのではないかと思う。なぜなら、開催の是非が問われ続けた大会というだけでなく、真のダイバーシティ実現をひとりひとりが考える良い機会となり得るからである。「より確実な、より純粋な、より懸命な」一歩を深く理解するためには、1分でも多くその感動に触れ続けなければ理解できないことが数多くあるはずである。資本主義の限界が叫ばれている昨今、「より速く、より高く、より強い」経済を追求してきたことへの反省と似ているのでは?と思えてくる。
テレビの世界では開会式に出演したはるな愛さんやマツコ・デラックスさんなどLGBTの芸能人も数多く起用する一方で、組織内でのダイバーシティ化は十分ではないという大きな矛盾を抱えていたりする。
エグゼクティブのあなたは、ダイバーシティ化をはじめとしたSDGsの取組みで課題を抱えていませんか?「個人と会社」「会社と社会」の関係性をどのように築いていくかについて、コロナ禍を経て大きな曲がり角にきています。エグゼクティブのあなたにとって避けては通れない課題を是非聞かせてください。人生100年コーチングで継続的かつ重要な組織課題を一緒に考えてみませんか。






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